まずは後輩の性格を分類する。
・アホなことや馬鹿騒ぎが好きなタイプ
・真面目で強くなることを追求するタイプ
・あまりやる気のないタイプ

幹部の中で、七帝で優勝するという目的が一致している前提で、幹部で役割分担をしてそれぞれのタイプを演じて、そのタイプのリーダーや教育担当になる。

一見やる気のなさそうな幹部も生まれるわけだが、幹部の中で優勝するという目的は共有されていて、あくまでも後輩の心を掴む手段としてやる気がなさそうに振舞っているだけなので、実は優勝への熱量はかなり高いというのが重要。

もともと真面目な性格でも、後輩の心を掴んで優勝するために、あえてアホなことやぶっ飛んだことをやることが必要。

なぜこんなことをするかというと、他のタイプの先輩から言われたことは後輩にとって響かないけど、同じタイプの先輩から言われたことだったら言う事を聞くから。

例えば、あまり寝技のやる気がない後輩に対して真面目な先輩が「寝技やれよ」と言っても響かないけど、自分の気持ちを理解してくれているあまりやる気のない先輩から「久しぶりに寝技の打ち込みやってみようぜ！」と誘われたら心にスッと届いて行動してくれる。

結果的に、優勝させるためにやりたい戦略を各タイプのリーダーがいることで後輩に落とし込みやすく、全体として戦略の遂行度が高まる。